紙器・貼箱とは

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紙器とは?

いわゆる紙のパッケージのことで、厚紙などを用いて印刷・成形加工をした包装容器です。比較的コストが安く、廃棄処理が容易で、他の材料との組み合わせが可能などの特長があります。貼箱、段ボール箱、印刷紙器、組み立て箱、折りたたみ箱などがあり、用途によって使い分けられています。

貼箱

貼箱

厚紙でつくった箱を、デザイン性の高い印刷紙や化粧紙などで包んで作る質感の高いパッケージ。組み立て済みなので手間がかからないが、保管のためのスペースが必要。

段ボール箱

段ボール箱

段ボール紙を材料に作られ、安価で緩衝性が高く、輸送用や保管用に用いられる。通常組み立てて、クラフトテープなどで止めて使用する。

組み立て箱・折りたたみ箱

組み立て箱・折りたたみ箱

コートボール紙などで作られ、印刷など様々な表現が可能。組み立て前はかさ張らないので、輸送や保管に適している。店頭などで組み立てるため、時間と手間が必要になる。

貼箱とは?

貼り箱とはイメージフォト

厚紙で作った芯になる箱を、上紙と呼ばれる紙で包んで作る化粧箱です。上紙に印刷したり、風合いのある色紙に箔押しをしたりすることで、様々な表現やデザインが可能になります。美しく高級感があるのが特徴で、アクセサリーや革小物、和洋菓子など、比較的高額なものを入れるのに用いられ、ギフトなどにも適しています。 手作業が多く、大量生産には適さないとされていましたが、弊社では貼り箱専用の自動機、半自動機を導入しているため、小ロットから数万個まで対応できます。

浅ブタ

浅ブタ

ミ(下の箱)の部分に比べて、フタの深さが短い形状です。フタが小さいので開けやすく、比較的大きなものを入れるのに用いられます。フタの深さは、お好みやデザインで選べます。フタをかぶせるような形状から、「かぶせ」とも呼ばれます。バッグ、雑貨、造花、スタンドライトなどに。
 

共ブタ

共ブタ

最も一般的な貼り箱です。ミ(下の箱)の上からフタをかぶせるタイプの箱で、フタが底近くまである形状です。比較的強度があるので、壊れやすいお菓子などにも適しています。また、途中にフタの段差がないので、すっきりと美しく包装できます。和洋菓子、アクセサリー、食器、革小物などに。

インロー式

インロー式

ミ(下の箱)が、外箱とインロー部分(枠)の二重構造になっています。フタはインロー部分で止まり、ミとフラットになるため、すっきり美しい形状です。フタとミに隙間を開けて、インロー部分の色を見せることもでき、デザイン性や高級感が求められるものに適しています。アクセサリー、雑貨、革小物などに。

デコ式

デコ式

デコレーションケーキの箱として使われる、ミよりフタの方が大きい形状です。入れるものが箱に埋もれないので、中身を見せたい場合や、取り出しやすくしたい場合に適しています。ケーキなどの大きな和洋菓子、おもちゃなどに。

ブック式

ブック式

ミとフタの片側が繋がっていて、片開きになる形状です。箱が開かないように、リボンやロックなどを付けることもできます。本のように立てて置いて、背表紙を見せたい場合や、記念品など保管したいものを入れる場合に適しています。音楽ディスク、メダル、書籍などに。

貼箱は何に使われているの?

美しく高級感があるので、比較的高額なものを入れるのに使われています。2重構造になっているため、丈夫で保管用にも適しています。 指輪やチョコレート一粒を入れるような小さなものから、両手で抱えるような大きさまで、様々なものが製造可能です。

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